代表メッセージ

株式会社丸文は、元々三菱自動車の労働組合執行部で創業した会社です。「丸文協和商会」という名前だったのを、創業20周年の時に今の「株式会社丸文」へと社名を変えて、今年で70年になります。
弊社には「和を大切にする会社」というDNAがあります。会社を辞める原因というのはやはり人間関係によるものが多いと思いますが、弊社はみんなで仕事を進めていく会社にしていこうという思いで仕事に取り組んできました。何でも意見を言い合える、そして長く働ける会社でありたいと思っています。

具体的な例を挙げるとすると、乗務員の給与はグループ制になっています。みんなで働いた分を、みんなの売上高から割るというシステムです。元々乗務員80人程が歩合制で仕事をしており、自分さえよければいいといった部分があった時期がありました。一人で仕事してるような感じですね。それを歩合制→売上制に変更し、自分だけよければいいという感じではなく、団体での生産性を最優先に効率よく、みんなで働くという方向へ舵取りをしました。

採用について
第一番に人。人柄がいい事。同じ能力だったら人柄。人柄最優先。根がいい人。競争に勝とうではなく、チームワークを育てようとしてくれる人。そういう人は見てわかるものですよね。苦しい時もありますが、そういう時でも会社を愛してくれる人。なかなか難しいかもしれませんが、そういう人を求めています。
2t位の車に乗り慣れてしまうと、弊社のような大きなトラックの運転には、なかなか慣れないという現実があります。運転にもその人の人柄が大きく関わると思うので、やはり人柄・・・ですね。
私たちは「出来ないことはない」、「やろうとする人」を求めます。


今後の目標は?
昔は積載車など様々な事を工夫していました。今後、法的なものもあるので難しい部分はありますが、新商品開発にみんなの力が入るようにしていけたらと思っています。小さなアイデアを色々作り出してきた会社ならではの力を発揮していきたいです。

福利厚生や、設備投資に関しても充実を図っていこうと考えています。温暖化への対策、環境改善が急務です。検査ラインのシステム化を既に進めていますが、業務の効率化のみに留まらず、会社で過ごす時間が長い従業員の職場環境改善になるよう、冷暖房やトイレなど環境管理にも力を入れていきたいと思っています。

車は中国・東南アジアの方面の仕事がこれからも増えていくと考えているので、将来的には東南アジアの方まで進出していきたいと思っています。可能であれば現地での採用ではなく、弊社で採用した海外からの就労者の方々が、中国・東南アジアへ運んでくれたらと思っています。今すぐの実現は難しくても、次の世代あたりで。日本だけでなく、この国の外に目を向けられるような会社にしていきたいですね。

代表取締役社長